多言語 情報 コーナー
2019年07月号 やさしい日本語
1. 令和2年度保育園・認定こども園など入園申込みについて
日本には、保育園・認定こども園・幼稚園・小規模保育園など、小学校に入る前の子どもを預かる施設があります。その施設の内容については、保育時間や入園可能な年齢や保育料など、いくつもの違いがあります。皆さんの家庭の事情に合った、施設選びをしましょう。
また、入園の手続きは、前年の9月から募集を始めます。栃木市では、令和2年度に、保育園、認定こども園、小規模保育施設へ入園を希望される方は、9月2日から9月30日までの間、入園申込みを受け付けます。
認定こども園や小規模保育施設は、受付期間に、希望する施設に、直接申し込んでください。保育園は、受付期間に、栃木市役所本庁舎2階の保育課、各総合支所の市民生活課、または、各保育園で申込もうしこみを受け付けます。
各施設では、施設見学会を行いますので、ぜひ参加してください。
2. 新しい国民健康保険被保険者証について
現在使用している国民健康保険証は、7月31日で有効期限が切れ、8月1日から、新しい保険証に変わります。新しい保険証は、7月末までに、郵送されます。
外国人の皆さんで、会社で働いていなくても、在留期間が3か月を超える人は、健康保険に加入することが、義務づけられています。国民健康保険に加入しなくても、法的な処分などはありませんが、万一病気になったり、交通事故でケガをした場合は、治療費や入院費は、高額な金額を、全額自費で支払うことになります。
中には、国民健康保険に加入していないと、治療や入院を断る医療機関があります。治療を受けるために、途中から国民健康保険に入ることになった場合、加入は、栃木市に住民登録をした日からさかのぼって、今まで払っていなかった保険料を、一度に支払うことになります。
きちんと国民健康保険に入っていないと、もしものときに困ります。国民健康保険税は、決められた期限までに支払いましょう。
国民健康保険の加入・脱退の手続きについては、14日以内に必ず届出をしましょう。職場の健康保険に切り替わった場合は、必ず、市役所の保険医療課まで、国民健康保険証を返しましょう。
3. 熱中症について
熱中症は、初夏や梅雨明けなど、体が暑さに慣れていないのに、気温が上昇するときが危険です。暑さは、日々の生活の中の工夫や心がけで、和らげることができます。
熱中症を予防するためには、いま自分がいる環境の気温や湿度を、いつも気にするようにしましょう。屋外では、帽子をかぶったり、日傘をさして、直射日光をさけましょう。室内では、適度な節電で、暑さをガマンせず、扇風機やエアコンを使って、室温を下げましょう。特に、夜は、ぐっすり眠れる、快適な睡眠環境をつくりましょう。
また、のどがかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。出かけるときは、いつも飲み物を持ち歩き、すぐに水分の補給ができるようにしましょう。そして、大量に汗をかくときは、ほどよく塩分を補給しましょう。
熱中症についての正しい知識を身につけ、今年の夏も乗り切りましょう。
4. とち介の「和すぽっと」おしえ隊について
東京オリンピック・パラリンピックの開催を来年に控え、栃木市のシティプロモーションとして、とち介が、外国人観光客に紹介したい「和すぽっと」へお出かけし、その魅力を広く発信する企画が、4回実施されます。
1回目は、6月26日、嘉右衛門町の油伝味噌で、味噌蔵の見学です。
2回目は、7月24日、西方町の飯沼銘醸で、酒蔵の見学です。
3回目は、8月28日、出流山満願寺で、お寺の見学です。
4回目は、9月24日、蔵の街大通りで、土蔵造りの商店の見学です。
時間は、午前10時からで、各すぽっとで、日本語で説明があります。
栃木市に住んでいる外国人の皆さんには、SNSなどで、栃木市の魅力を情報発信していただきます。とち介に会いたい方、興味のある方は、積極的に参加をお願いします。
5. 渡良瀬遊水地フェスティバルについて
7月28日、日曜日、午前9時30分から、藤岡町の渡良瀬遊水地、谷中湖周辺で、渡良瀬遊水地フェスティバルが開催されます。
ロードバイク、熱気球、スカイダイビング、グライダー、カヌー、ボートなど、渡良瀬遊水地ならではのスポーツが体験できます。
また、グルメブース、遊水地ガイドクラブによるミニツアー、お魚ふれあいコーナーなどのほか、ステージでも、ピザアクロバットショー、大道芸パフォーマンス、ダンスパフォーマンスなどがあります。
雨や風が強い天気のときは、中止です。
自然を十分に楽しめるイベントに、皆さんも出かけてみませんか!