2025.1.15

第7回開催報告

 皆さん、新年あけましておめでとうございます。本年が皆さんにとって素晴らしい年になることを心から願っています。
 とちぎ蔵の街自主夜間中学は1月5日からスタートしました。22名の学習者が参加しました。今回、自分は小学生と一緒に一時間が長かったのですが、みんな元気で明るくて、とても楽しい時間を過ごしました。次回は19日(日)です。是非、参加してください。
 今回は3名のスタッフを紹介します。秀一さんは初めての参加でしたが、早速、外国人社会人の日本語学習を応援していました。

田巻松雄

 

国母仁(こくぼ ひとし)

 私は蔵の街自主夜間中学の開校から参加しています。住んでいる所は宇都宮市の東部地区です。蔵の街自主夜間中学までは1時間以上かかります。朝は弱いので早く起きられないのですが、夜間中学があると目覚ましをかけなくても6時に目が覚めてしまいます。学習者を思うと自然に起きられるのかもしれません。
 学習者は小学生から一般社会人と幅が広いです。私は社会人を支援しています。来日して、数ヶ月の人もいれば10年以上住み続けている人もいて様々です。
 長年住んでいても文字を読んだり書いたりする事が苦手な人もいるので、小学1年生の教科書をつかって先ず、ひらがなから始めています。ひらがなを覚えてゆくと、「先生次はカタカナを教えて」と自主的に繰り出してきます。彼等の日本語の学びの姿勢に私も励まされています。
国母仁
  

大橋秀一(おおはし しゅういち)

 皆さん、はじめまして、大橋秀一と申します。先日、自主夜間中学の活動に初めて参加しました。
 私の自己紹介として、栃木市での思い出をお話ししたいと思います。私の祖父と祖母の家は栃木市にありました。小学生の頃、夏休みになると、東京に住む従兄弟たちと祖父母の家で一緒に過ごしました。畳のある部屋や木がはえている庭でよく遊びました。特に、薪を使って沸かしたお風呂や蚊帳の中で寝た経験は、とても良い思い出です。今でも、お祭りや、年末の餅つきに、楽しく参加しています。思い出のある栃木市で、これから、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
秀一

タマン デビ クマリ

 私は最初からこのプログラムに参加しています。このような素晴らしいプログラムにボランティアスタッフとして参加する機会をいただき、田巻先生にはとても感謝しています。実は私は留学生で、ネパールから来ました。日本に来てから、日本で生きていくために日本語がいかに大切かを知りました。日本語を教え、学び、書くこと、そして子どもたちとの交流が一番大切なことです。このプログラムは、日本語を学びたいすべての人にとって、人生を変えるチャンスだと思います。
タマン デビ クマリ