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2024.11.27
第4回開催報告
今日も楽しい時間があっという間に過ぎました。休憩時間です!といっても、休憩しないで学習している真面目さ。応援スタッフ、学習者、見学者の声を載せていきます。次回は12月1日(日)です。9時半から12時まで。
小学生グループの国語のサポートをさせて頂いています。上手に日本語を話せる子たちもいて生活していく上では問題ないようにも見えますが、書取りとなると格段にハードルが上がります。漢字の複雑さ、音読み訓読みの違い、同音異義語、漢字ひらがなカタカナの使い分け。日本語の中で育ってきた私たちは当たり前のようにできる事ですが、改めて思います。「日本語は本当に難しい」。そこにたった10歳前後の、明るくて素直で一生懸命な子たちが果敢にチャレンジしているのですから、私も全力で応援しなければ!と思います。今は大変だけれど、頑張って日本語をある程度身につけて、この社会の中で楽しく逞しく生きていってほしいなと思います(橋本まり)。
題名「とちぎ夜中 みんなでつくる 笑顔の場」
とても和やかな雰囲気でした。この日は新しい学習者も来てくれました。新しい学習者の中のフィリピンからのお子さんは「小学生グループ」に入り、他の国の子供達とすぐに打ちとけて仲良く楽しそうに学び合っていました。私は「大人のグループ」の中で資格取得試験を目前にした外国人女性を応援しました。試験の過去の問題を一緒に解いたのですが、「日本語独特の言い回し」が分かりづらい問題も多かったです。仕事と家事をこなしながら根気強く学ぶ女性の姿が尊く見えました。休み時間にはお子さんの話を聞かせてくれて私と母親同士の話で笑顔一杯でした。学習以外でも「心の居場所」が「自主夜間中学」にはあります(戸井田公子)。
初めて参加させていただき、夜間中学について理解を深めることができてよかったです。今回は、日本女性と漢字について、ネパール出身の女の子とひらがなやカタカナについて学びました。ただ学習をするだけでなく、昔の話を聞いたり、日本語と英語を使用しながら話し合ったりしました。ネパールの少女は、最後にハイタッチをしに来てくれて、とてもうれしかったです。その他の学習者の方とも交流できて、有意義な時間となりました。このような活動が身近にあったと知ることができてよかったです。また機会があれば参加したいです(矢野絢音)。