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2026.3.19
第52回(2026年3月15日)開催報告
<全体報告>
今月の歌は、「僕らの町は川っぷち」。「太い」「高い」「細い」「低い」「白い」「黒い」煙突(えんとつ)が出てくる歌だ。子どもの頃に愛読(あいどく)していたマンガには、えんとつがよくでいていた記憶がある。出会いは覚えていないが、しっかりとインプットされていた。スタッフの何人かは当然知っていると思っていたところ、誰も知らないという?!ええっ?! 町を愛する気持ち、哀愁(あいしゅう)、何度でも歌いたくなる歌。せかいのくにから「こんにちは」、今日はカナダ。カナダでは、英語とフランス語が話されている。Sちゃんがフランス語のBonjour(こんにちは)、Merci(ありがとう)、 Merci beaucoup(ありがとうございます)を教えてくれた。、みんなで復唱。そういえば、大学時代にフランス語の授業を取っていたことを想い出す。Je t'aime.とJe vous aime.は忘れない。
高校に合格したA君への色紙に「七転八起」と書いた。自分にも投げかけた言葉。1年を振り返り、次に1年をにらむ季節。皆でつくりあげてきたこの場をより素敵な場所に。(T)
<小学生クラス>
今日の小学生クラスの参加者は、幼稚園・保育園児5名、小学生6名で、とても賑やかでした。前半は、学年・年齢別に4つのグルーブに分かれ、学校の宿題や国語と算数のプリントを使って勉強をしました。幼児5名のうち4名は、4月に小学校へ入学するので、自分の名前を書く練習や簡単な漢字の勉強をしました。
後半は、各々勉強をしたりお絵描きなどをして遊びました。小学生になる4名には、幼稚園・保育園の思い出を絵に描いてもらい、振り返りの会でそれぞれの思い出を発表してもらいました。(Y)
<中高生クラス>
今日の参加者は6名。自分は、本人が持参した小学校低学年向け漢字ドリルを使って高校生の漢字学習(読み)の応援。正しい読み方を一緒に確認していくのだけど、小学生低学年向けの教材に「スペインの王宮」、「住めば都」「バイクが横転」「守びについた」「身を委ねる」「詩人」などといった感じが出ていることに驚いた。そして、文章同士のつながりがないので、これでは楽しく学ぶことは難しいだろうと感じてしまった。良き教材を探したい。場合によっては、数問作ってみることも楽しいかもしれない。<社会人クラス>
学習者 16人 全体の支援者 20人ネパール人4名 インド人3名 ベトナム人2名、パキスタン人2名 日本人1名 中国人1名 バングラデッシュ人1名 フィリピン人1名 ペルー人1名
久しぶりにAさんが東京から駆けつけてくれた。トレードマークのはにかむ笑顔は健在だった。さらに、「東京から2時間半くらいかかりました」とさらりと笑みを浮かべた。学習が始まると支援者が足らなくなってしまい、教室の後方で学習支援を眺めていたAさんに「支援していただけませんか」と咄嗟に声を掛けてしまった。最初は「いや、無理ですよ。できません」と戸惑っていたので、少し強引に「お願いします」と迫ったら、バングラデッシュ人のSさんの支援をしてくれた。学習が終った後、Aさんに無理強いしたことを心の中で詫びた。
市の職員のKさんの父親が見学にきてくれた。ミーティングで自己紹介の挨拶を少し躊躇しながら「今年で88歳になります。28歳から65歳までO高専で国語の教師をしておりました」としてくれた。88歳と聞いた時には驚いた。今までの88歳の概念が一気にすっ飛んでしまった、こんなに生き生きとした88歳になれたらと羨望する。Kさんにパキスタン人夫妻の支援をしてもらった。Kさんは最後のミーティングの感想で「こんなに日本語を教えることが難しいとは思いませんでした」と吐露した。いまでも戸惑いながら支援をしているのでKさんの一言に安堵する。今回も新しい仲間に助けられ感謝するしかなかった。
せかいのくにからこんにちは「カナダ」!
Sちゃんがフランス語をおしえてくれました
今月の歌「ぼくらのまちはかわっぷち」
初参加の方の自己紹介!
小学生クラス 今日は11人
中高生クラス
社会人クラス
卒園した4人が思い出を絵にしてくれました
幼稚園での思い出を発表!
振り返りのミーティングでもう1回